登録販売者の難易度が気になるな。何回目で合格する人が多いのか、2022年の試験に向けて準備をしたいけど自信がない…。
例年5万人以上が受験している登録販売者。合格してドラックストアや薬局勤務・コンビニなど、働きやすい環境を見つけたいですよね。
とはいえ、難易度が高いと聞くし本当に目指していいのか分からない…。そこで本記事では、登録販売者資格の難易度や合格するまでの受験回数を徹底解説しています。

難易度は低くないですが、あなたにピッタリな勉強方法を見つけることが大切です。1回目で合格できるように対策しましょう!


登録販売者資格の難易度は?合格率を理解しよう


結論として、合格率は40%前後になるので10人中6人が不合格になる割合です。受験者数が多いため「合格しやすいイメージ」が強いですが、難易度の高い資格と覚えた方が正しいでしょう。
▼ 登録販売者は難易度が高い!
- 例年受験者数は50,000人以上
- 例年20,000人以上の合格者が出る
- 一方で、30,000人以上が不合格



難易度について、一緒に深堀していきましょう!
登録販売者の難易度を理解しよう①:例年20,000人以上が合格するマンモス資格


登録販売者は、例年20,000人以上が合格している日本国内でもトップクラスの人気資格。FP(ファイナンシャルプランナー)と比較すると劣りますが、主婦を中心に話題の資格です。
受験年 | 合格者数 |
---|---|
平成29年度 | 26,606人 |
平成30年度 | 26,996人 |
令和元年度 | 28,328人 |
令和2年度 | 21,952人 |



5年間で10万人以上が合格しています。東京の人口と比較すると7%程度が資格を取得している割合になりますね!
登録販売者の難易度を理解しよう②:合格率は40%前後!難易度は高め


合格者数の人数は非常に多いことがわかりますが、合格率は高くありません。
全国平均では、40%程度ですが都道府県別で大きく結果が異なります。目安として、10人に6人が不合格になる割合と覚えておきましょう。
受験年 | 合格率の高い 都道府県 | 合格率の低い 都道府県 |
---|---|---|
平成29年度 | 北海道 62.4% 宮城県 62.1% 秋田県 60.5% | 沖縄県 26.7% 鳥取県 27.1% 山口県 27.1% |
平成30年度 | 北海道 58.6% 熊本県 57.0% 宮城県 56.6% | 福井県 19.5% 岡山県 28.4% 鳥取県 28.5% |
令和元年度 | 北海道 64.3% 宮城県 61.9% 青森県 61.0% | 埼玉県 23.3% 千葉県 24.8% 高知県 25.0% |
令和2年度 | 広島県 58.1% 愛知県 56.0% 山口県 54.0% | 埼玉県 30.1% 長野県 31.8% 山梨県 32.1% |
最も高い都道府県だと60%を超えます。都道府県別で難易度に差はありませんが、正しい勉強方法で効率よく試験対策をすれば一発合格も目指せるでしょう。
登録販売者の難易度を理解しよう③:30,000人以上の不合格にならないために


合格者は例年20,000人ですが、不合格者の人数も多いことを忘れてはいけません。年によって人数は異なりますが、例年30,000人以上は残念ながら不合格になっています。
受験年 | 不合格者数 |
---|---|
平成29年度 | 34,520人 |
平成30年度 | 38,440人 |
令和元年度 | 41,961人 |
令和2年度 | 31,007人 |



全体の合格者数が多いので簡単なイメージがありますが、30,000人以上が不合格になっています。あなたにピッタリな勉強方法が求められますよ!
▼ おすすめ別!登録販売者の通信講座
- 受講料が安いスマホ学習:スタディング
- サポート体制が充実:キャリカレ
- 実績重視の通信講座:ユーキャン
- マイペースに学習できる:たのまな
- 分かりやすい教材:三幸医療カレッジ
登録販売者資格は何回目で合格した?1回で合格できるのって本当?


登録販売者試験を受験した回数は、個人差があります。
理由は独学と通信講座のいずれかで勉強ができ、平均的な勉強時間は400時間です。あなたの状況に合わせた正しい勉強方法で取り組めば、1回で合格できる可能性はグッと高くなるでしょう。
初回で合格しました。独学、1箇所受験です。※引用元:Yahoo知恵袋
今年で三年連続落ちました。一応、点数は年々あがっています。(一回目50点代、二回目60点代、今年70点代)※引用元:Yahoo知恵袋
薬局から6年離れて転職したく3回目で取れました。(独学です)※引用元:Yahoo知恵袋
1回で合格できる受験者は多くありません。スキマ時間を活用して、効率よく勉強を続ければ最短期間で合格できる可能性は高いでしょう。
登録販売者試験が難しい県はあるの?最新の難易度を紹介【令和2年度実績】
都道府県名 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率 |
---|---|---|---|
北海道 | 1,815 | 861 | 47.4% |
青森県 | 689 | 297 | 43.1% |
岩手県 | 691 | 346 | 50.1% |
宮城県 | 1,665 | 736 | 44.2% |
秋田県 | 414 | 162 | 39.1% |
山形県 | 403 | 179 | 44.4% |
福島県 | 692 | 236 | 34.1% |
茨城県 | 1,240 | 545 | 44.0% |
栃木県 | 893 | 385 | 43.1% |
群馬県 | 1,009 | 470 | 46.6% |
埼玉県 | 2,490 | 749 | 30.1% |
千葉県 | 2,140 | 737 | 34.4% |
東京都 | 4,437 | 1,464 | 33.0% |
神奈川県 | 2,671 | 1,033 | 38.7% |
新潟県 | 883 | 332 | 37.6% |
山梨県 | 287 | 92 | 32.1% |
長野県 | 1,318 | 419 | 31.8% |
富山県 | 549 | 239 | 43.5% |
石川県 | 765 | 330 | 43.1% |
福井県 | 477 | 166 | 34.8% |
岐阜県 | 1,262 | 583 | 46.2% |
静岡県 | 1,263 | 636 | 50.4% |
愛知県 | 2,786 | 1,561 | 56.0% |
三重県 | 735 | 390 | 53.1% |
奈良県 | 1,726 | 612 | 35.5% |
鳥取県 | 200 | 77 | 38.5% |
島根県 | 280 | 140 | 50.0% |
岡山県 | 869 | 429 | 49.4% |
広島県 | 1,039 | 604 | 58.1% |
山口県 | 517 | 279 | 54.0% |
香川県 | 518 | 262 | 50.6% |
愛媛県 | 622 | 300 | 48.2% |
高知県 | 383 | 152 | 39.7% |
福岡県 | 2,655 | 1,154 | 43.5% |
佐賀県 | 398 | 158 | 39.7% |
長崎県 | 529 | 221 | 41.8% |
熊本県 | 821 | 355 | 43.2% |
大分県 | 566 | 265 | 46.8% |
宮崎県 | 485 | 171 | 35.3% |
鹿児島県 | 849 | 310 | 36.5% |
沖縄県 | 796 | 286 | 35.9% |
関西広域連合 | 8,132 | 3,230 | 39.7% |
年度合計 | 52,959 | 21,953 | 41.5% |
繰り返しになりますが、登録販売者試験の合格率は都道府県で異なります。全体の平均としては41.5%ですので、国家資格以外の難易度と考えれば難しい部類に含まれます。
▼ 合格率は都道府県で異なる!
- 広島県:58.1%(令和2年度最高合格率)
- 埼玉県:30.1%(令和2年度最低合格率)
- 全体:41.5%(難易度が高めの資格)
独学・通信講座別で登録販売者を合格する確率
登録販売者は、独学と通信講座のいずれかで合格を目指せます。各メリット・デメリットを比較して、最適な勉強方法を選びましょう。
独学で登録販売者を目指す合格率・メリット・デメリット


独学で登録販売者を目指す場合は、参考書を活用します。具体的な合格率は不明ですが、平均的な勉強時間が400時間必要なため「ある程度の知識」がないと一発合格は難しいでしょう。
独学の勉強 | 詳細 |
---|---|
合格率 | 不明。ある程度の知識は必要(400時間程度) |
メリット | 費用が安く、自分のペースで勉強ができる |
デメリット | 正しい知識が身につくか分からない。質問などのサポート体制がつかない。 |



独学で勉強する場合は、第1章〜第5章までの全体像を理解していないと難しいです。特に医薬品名を覚える第3章は注意が必要ですよ!
通信講座で登録販売者を目指す合格率・メリット・デメリット


通信講座で登録販売者を目指す場合は、カリキュラムに沿った勉強や質問などのサポート体制がつきます。合格率は通信講座別で異なりますが、独学よりも高い実績が出ています。
独学の勉強 | 詳細 |
---|---|
合格率 | 通信講座で異なるが、独学よりも高い実績あり。 |
メリット | 重要ポイントが分かりやすい。質問などのサポート体制がつく。 |
デメリット | 独学よりも高くなる |



通信講座の場合は、添削や模擬試験などで質問をしながら試験勉強ができます。効率よく一発合格を目指した場合はおすすめですよ!
【まとめ】登録販売者資格の難易度は高め!合格率を上げるなら、効率重視で考えよう


結論をまとめると、登録販売者資格の難易度は高く、都道府県別で合格率が異なります。
▼ この記事をまとめると…
- 登録販売者は難易度が高めな公的資格
- 合格率は都道府県で異なるので注意
- 平均して40%程度の合格率で推移中
- 勉強方法は独学と通信講座の2種類
- 一発合格を効率よく目指すなら通信講座



ポイントは、あなたに合ったピッタリな勉強方法を選ぶこと。まずは通信講座の資料請求で比較してみるのもおすすめですよ!


※本記事内の料金は全て税込価格です。